2017年04月22日

平野美宇は木村沙織の再来か?(笑)


  平野美宇選手、素晴らしいですね。

  お久しぶりです。木村沙織選手が引退し、バレーボールが輝くのは遠い先と思われます。一方、バレーボールに限らなければ、タカマツペアのバドミントン、若手のホープ続出の卓球など日本のスポーツ界は、かつてない明るさを見せ始めています。そこで、「バレーボールファンのひとりごと」は「元バレーボールファンのひとりごと」を経て、「スポーツファンのひとりごと」に衣替えをすることにしました。

  そこでもう一度、

  平野美宇選手、素晴らしいですね。(笑)

  1月には、日本選手権であの絶対女王石川佳純選手を倒し、日本一に。そして、4月14日に世界女王、世界ランキング1位の丁寧選手に勝ち、続いて世界2位、5位を破り、アジア選手権を優勝しました。新たなスーパースター誕生の予感がします。

  しかし、本ブログ著者は現時点で過剰な期待は禁物と思っています。特にバレー界では、ニューヒロインを根拠薄弱なまま、過剰に持ち上げ、次から次へと空振りを繰り返しています。

  そうならないよう、過剰な期待や持ち上げを避け、大声を出さず、心の中で「頑張れ」と念じながら、見守ってゆきたいと思います。

  正直、本ブログ著者は平野選手に期待していませんでした。リオ五輪前の彼女の表情にはメンタルの脆さが感じられました。アイドルのように笑顔ばかりを見せる彼女に「ありがちな日本女子アスリート」を感じていました。実際、彼女自信、

  「以前は好感度アップに一生懸命でした。」

と、告白しています。しかしリオ選考漏れという悔しさから、「好感度じゃなく、勝つことが肝心」に気持ちを切り替えています。

  ちなみに歴代全日本バレーボール選手でこのような切り替えができたのは、木村沙織さんくらいじゃないでしょうか?

  今後の彼女の行方を左右するのは、今や彼女を追う立場になった石川佳純選手や同い年の伊藤美誠選手かも知れません。

  ちなみに、平野選手がアジア選手権で女王、丁寧選手を下した名勝負がyoutubeで見れますのでご紹介しておきます。









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posted by soseki_botchan at 09:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月08日

新たなスーパースターの登場はいつのことか


  春高バレーは本日、決勝戦ですね。女子はこれまで期待を一身に集めてきた下北沢成徳とややダークホースの感がある就実の対戦になりました。

  本ブログ著者は春高バレーにさほど関心を持っていませんでしたが、春高バレーの番組映像の中で印象的なシーンがあったため、本記事を書いています。そのシーンとは、下北沢成徳のキャプテンである黒後選手が厳しい言葉をチームメートに発しているシーンです。

  緊張感の張りつめたシーンでした。一般的な日本の女子高生は場を和ませることばかりに心を砕くものですが、それとは真逆の場を緊張させる言葉に大変な驚きを感じました。女子高生とは言え、名門下北沢成徳キャプテンともなれば背負ってる責任が大きいのでしょうが。

  しかし、一方であの監督(おそらく教師でしょうが)は、大変な役割をキャプテン(生徒)に任せておいて、自分自身は選手をしかりつけるなどしているシーンを見ないですね。普通は厳しい言葉を発するような「嫌われ役」は、バレーボール指導を「職業」としている監督の役割じゃないでしょうかね?(笑) 

  私には黒後選手が気の毒に思えています。チームメートに厳しい言葉を浴びせるという経験が、今後のキャリア形成で良い影響をもたらすんでしょうか?例えば全日本女子新監督にはお気に入りの行動なのでしょうが、私には今後に役立つ経験とは思えません。

  一般に、「同僚からの厳しい言葉」には「従う」というより「反発」することが日本人の傾向と思われます。ですので、「厳しい言葉」を発するのは一般的に年長である監督・コーチの役割になっています。同僚どおしの間柄であれば、必要なものは「緊張」ではなく、むしろ「共感」「協調」と思います。協調的雰囲気の中で様々な有用な「気付き」を共有し、「考えるバレー」に繋げるべきと筆者は考えます。

  もし、今日下北沢成徳が優勝すれば、黒後キャプテンのこれまでの苦労が報われる一方、「見直し」の機会を失うことにもなるでしょう。ですので、優勝できればできたで祝福しますが、そうならなくても決して失望するのではなく、そこから何かを学び取って欲しいと思います。






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posted by soseki_botchan at 06:51| Comment(1) | 春高バレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月03日

強くなければ生きられぬ、優しくなければ生かされぬ


  誰しも特徴、言い換えれば強みと弱みを持っております。このたび就任した全日本女子新監督、中田久美さんは非常に分かり易い強みと弱みを兼ね備えていると思います。

  強みとしてはとにかく強気です。折れない心の持ち主と思われます。折れない心と言えば、私が感銘を受けるのが竹下佳江さんですが、彼女には及ばないにしろ、心のタフさを新監督はお持ちのようです。

  逆に弱みですが、どうも喧嘩っ早い。(笑) 自分の強い気持ち、タフさを定期的に確認したいのか、しばしば他者を批判します。最近の雑誌記事の中でも前任者眞鍋氏のやり方を批判しています。

  強気と言われるもう一人の女性として、私が興味深く思うのはタカマツペアの高橋礼華さんです。彼女は、というかバドミントン界は、メディアに踊らされるのを懸念してか、メディアでの露出を控えているようで、なかなか人柄に関する情報もないのですが、負けた試合後に見せる表情など非常に興味深いものがあります。

  試合に負けた後は、とにかく悔しそうにしています。特にリオ五輪後にリオ五輪決勝カードの再現となったデンマークペアに負けたときは、パートナーの松友選手とまったく目を合わさず怒ったような表情で黙り込んでいました。

  実はこの試合では松友選手のミスが目立ち、それが明らかに主な敗因になっていたのです。高橋選手も正直なところは、松友選手に腹を立てていたんじゃないでしょうか?しかし、高橋選手は決してパートナーを責めることをしないのだそうです。顔には完全に出るようです(笑)が、決して口には出さないそうです。自分のネガティブな感情が収まるまで、ポジティブな想いが戻るまで、とにかくダンマリを決め込むようです。実際、この試合の数時間後、写真週刊誌が二人の姿を撮っているのですが、二人は実に仲良さげな笑顔で写っています。(笑)

  中田久美さんが高橋選手の立場だったらどうなったでしょう?(笑)

  高橋選手はとにかくパートナーである松友選手を大切に思っているようです。松友選手が優れた才能の持ち主だからというだけでなく、松友選手以外の誰にに対しても忍耐強く、思いやりをもって接するようです。中田久美さんが、他人の弱みを攻撃しがちなのに対し、高橋選手は他人の強みに注目し、敬意を払う傾向を持っているんじゃないでしょうか?

  一般的に偉業を達成する人の特徴として、他人の中に「強み」を見つけ出し、活かす傾向があると聞いたことがあります。確かに他人の中の「弱み」を攻撃するよりはるかに建設的です。(笑)

  また否定と肯定は同等ではありません。否定とは「間違いを指摘する」ことです。一方、肯定とは「正しいことを見つけ出す」ことです。世の中には「間違い」がたくさん存在するのに対し、「正しいこと」は、極めて希少です。

  例えば五輪金メダルを獲得するための「正解」は極めて少数しか存在しません。何故なら金メダリストは非常に少数だからです。対して、金メダリストになれないアスリートの数は極めて膨大であり、従って「不正解」が極めてたくさんあることになります。

  つまり極めてたくさんある「不正解」を否定、批判したところで、正解を導くプロセスとしては何の意味もないのです。中田久美さんは眞鍋氏の失敗を指摘して何かを成した気になっているのかもしれませんが、眞鍋氏と別な「不正解」にたどりつくことになるだろうと、本ブログ著者は見ています。

  中田久美さんは他者批判など実り無い癖を払しょくし、むしろ他者の強みを見つけ出すことに努力すべきです。

  ヒントはバレーボール界の直近の成功体験、ロンドンの銅メダル獲得にあるでしょう。中田さんが批判する眞鍋氏が、当時行ったことに「良いこと」が必ずあるはずです。中田さんが冷ややかに見ていた木村沙織さんが何故偉業を達成できたのか?中田さんが否定的な小柄なセッター竹下佳江さんの自分より優れたポイントは何なのか?等々、よーく考えることです。そこに今後の成功のヒントがあるはずです。何てったって、彼女らは銅メダリストですから。金メダルが当たり前の時代、言い換えればバレーが超マイナーだった時代に銅メダル一個しか取れなかった自分より、はるかに優れた点があるはずなのです。

  上記した通り、肯定は否定とはけた違いに困難な作業です。中田さんの気質を考えればなおさらでしょう。しかし、そこを乗り越えなければ未来はありません。





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posted by soseki_botchan at 16:32| Comment(0) | 全日本女子バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

妄想を産みやすいバレーボールと現実に向き合うバドミントン


  本ブログ著者はバレーボールというスポーツはとても魅力的であると思っています。特にパワーや身長で、相対的に劣る日本人が強いチームを構成したとき、そこには高潔なる精神性と高度に洗練された科学が不可欠となりますので、全日本が強い状況では心奪われるものがあります。

  しかしながら、バレーは2013年以降、栄光の終りを迎え、当面下り坂が続くものと思われます。東京オリンピックでは、バレーファンは惨たらしい光景を目の当たりにするでしょう。本ブログ著者はかつての同胞であるバレーファンに対し、バレーとの決別を推奨します。心の健康に有害だからです。

  とは言え、中田久美という新監督を迎え、当面は「明るい兆し」が描かれるものと思います。ここで注意してほしいのは、本ブログ著者が、「明るい兆し」が『描かれる』と述べている点です。

  ロンドン五輪からリオ五輪までを振り返って、現実には国際大会でボロボロになりながらも「明るい兆し」が描かれ続けました。すなわち、「銅メダルではない、金メダルへの生みの苦しみ」として、そのプロセスが語られたのです。言うまでもなく、私をはじめ、多くのファンが疑いました。しかし、それでも眞鍋氏を信じるファンも少なくなかったのです。

  本ブログ著者は今でもときおりバレーボール観戦をしますが、頻度は極端に減っています。見るたびにがっかりします。(笑) もちろん、試合会場に足を運ぶなどという無駄な時間浪費はしません。(笑)

  一方、バドミントンに嵌っています。まだ、試合会場に足を運ぶことはしませんが、着実にのめりこみつつあります。(笑)

  もちろん、愛国心の塊のような私を魅了したのはタカマツペアの五輪金メダルです。以来、女子ダブルスを見、女子シングルスにも目を向け、世界ランキングがトップ級に近づきつつある山口茜選手に称賛の拍手を送っています。また、男子ダブルスのド迫力にも度肝を抜かれています。男子シングルスでは現在謹慎中の桃田選手もトップ水準にあり、復帰が待たれます。まさに夢いっぱいのバドミントン界です。

  バドミントンがバレーと顕著に違うのは、タカマツペアらのトップ選手にとって、一年のほとんどが国際試合シーズンであることです。試合回数でいうと国際試合が80%を超えるのではないでしょうか(しかも対戦相手もトップ選手ばかり)。 対して、バレーボールでは国際試合の比率は20%程度でしょうか?バドミントンに較べると、「ほとんどが国内試合」と言っても過言ではないでしょう。

  この状況の中、バレーボールではメジャーな国際試合に向け、様々な憶測が飛び交います。その多くがJVAやそのテレビ、雑誌から発信されるものと思われますが、非常に楽観的だったり、過剰に期待を煽るものだったりします。

  一方、ほぼ一年中、国際試合に明け暮れるバドミントンは常に「現実」を突きつけられています。世界ランキングNo.1のタカマツペアですら、直近では、中国の若手ペアに2連敗を喫し、選手、コーチらの関係者、またファンがリアルに危機感を共有しています。バレーボール界のような間抜けな妄想(笑)が入り込む余地は全くないのです。

  また、バレーボールでは試合に負けても、場を取繕おうとするのか、選手が笑顔のシーンが多いです。一方、特にタカマペアの高橋礼華選手は、悔しさを隠そうとせず、パートナー松友選手との間でもピリピリした緊張感が感じ取れます。

  私はこの真正面から現実に向かう二人だから世界トップに上り詰めたのだろうと思っています。木村沙織選手だって、本当に悔しそうな顔を見せますが、力の衰えとともに、悔しさを見せなくなった感があります。木村選手以外ですと、全日本選手でもほとんど悔しさを見せないほどで、タカマツペアとはえらい違いです。この違いこそ世界における地位の違いを表していると思っています。現実逃避がちなバレーボール、現実逃避が不可能なバドミントン、そんな違いがあるわけです。

  Vプレミアがプロ化するとかしないとか言ってますが、私はこの際、プロ化と絡めて国際化を考えるべきではないかと思っています。例えば、日本・中国・韓国・タイ、さらに、ロシアなど各国リーグを集めてのアジアリーグを創設するのです。アジアには中国という世界トップ水準の国もありますから、試合頻度を高めれば自ずと現実に晒され、くだらない妄想に浸る甘えから決別せざるを得ません。

  また、これを機に日本のチームも3チーム程度に集約すれば良いのではないでしょうか?それ以外は全てチャレンジです。選手の流動性を高め、優秀な選手は全てトップリーグに集めます。そうすれば全日本チームの選抜もシンプルになるでしょう。

  まぁ、こういう厳しさに向き合えないから今の日本バレーがあるのでしょうが。(笑)




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posted by soseki_botchan at 11:38| Comment(0) | バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

全日本女子バレー監督が何度も繰り返す誤りとは


  全日本新監督に就任された中田久美さんが最近出版された雑誌で「セッターはバレーボールにおいて勝敗を握る司令塔」と発言しているようです。もちろん、中田さんのこの発言は初めてではなく、過去から一貫したものです。

  しかし、この一貫性に本ブログ著者は「未だ変わっていないのか」と失望を感じています。

  バレーボールでは、相手コートからのアウトプット(アタックやサーブ)をレシーブし、トスアップし、相手コートにスパイク(アウトプット)します。スパイクがパワフルだったり、スキルフルだったりすることで得点確率が上昇します。

  すなわち、バレーにおいて最重要なのはスパイクなのであって、セッターによるトスアップはスパイクに繋げるプロセスに過ぎないのです。

  これを自動車メーカーになぞらえて考えてみましょう。自動車メーカーのアウトプットは完成車です。バレーで言えばスパイクです。一方、相手チームのパワフルで、破壊的なスパイクを制御するレシーブは、ブレーキングシステムというコンポーネントに例えられるでしょう。そして、トスアップもステアリングシステムというコンポーネントに例えられるでしょう。

  確かに完成車にとってステアリングシステム(トスアップ)は、安全性を確保するためにも、またドライブの楽しさを実現するためにも、極めて重要です。しかし、ステアリングシステムが単独でクルマユーザーにアピールし、完成車の売り上げに貢献するでしょうか?そんなことはありえないですよね。何といっても完成車(ステアリング・ブレーキングシステムを含む全体システム)がクルマの魅力を決定します。ステアリングシステムやブレーキングシステムは完成車の魅力や信頼性に貢献しますが、単独ではなんら価値はありませんし、ユーザーに訴求するものではありません。

  また自動車の生産システムになぞらえれば、スパイクは最終工程に相当します。対して、トスアップはその上流工程、さらにその上流がレシーブということです。そして、全ての問題(出力不足や異音発生など)が最終工程で発覚します。ですので、最終工程を最重要工程とし、最終工程が上流側にある全工程をコントロールするという考え方が取られています。これが、良く知られるところのトヨタ生産システムです。

  トヨタ生産システム以前は上流工程が下流工程に部品を押し付け、無駄な在庫を産み、また最終工程における問題発覚によって生ずる損害は(仕掛在庫が膨らむため)膨大なものになっていました。現在の生産システムではこのような過ちは是正されています。さもないとグローバル競争に勝ち残れません。

  しかしながら、トヨタ生産システムの考え方が世の中の隅々に浸透しているとは言えず、我々はこのシステム以前の古いタイプの失敗、つまり「上流工程が下流工程に押し込む」という間違い、を相変わらず犯しています。例えば、生み出したいもの(アウトプット)を明確にせず、とりあえず作業を進めるも、いつまで経ってもゴールが見えてこないなどの問題は世の中に山ほどあります。

  セッター至上主義もそんな間違いの一つです。しかし、バレーボールという単純なルールスポーツにおいて、この間違いに陥るのは、やや深刻と言わざるを得ません。これだからファンが苛立つのです。(笑)

  というのは、セッター至上主義者である中田久美さんだけではなく、前任者である眞鍋氏も同じ過ちを犯していたのです。バレーファンなら何度もため息をついたあの「速いトス戦術」がそれです。

  眞鍋氏も最終工程であるスパイクではなく、その上流工程であるトスアップに勝利のカギがあると誤認したのです。セッターは「(バレーボールにおける)司令塔」と呼ばれますが、この概念を疑ってこなかったことに失敗の原因があります。バレーボールにおいては、スパイカーがセッターに要求し、セッターはレシーバーにリクエストするのが正しい姿なのです。

  中田氏は眞鍋氏と全く異なるタイプの指導者と認識されていますが、全く同じ結果を生み出すだろう、と本ブログ著者は予測します。つまり、真の問題に取り組むことなく、トスをこねくり回し続けるのです。そして成果が上がらず、うまくいかない原因をスパイカーのスキル不足に求めるのです。(笑)






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posted by soseki_botchan at 10:17| Comment(1) | 全日本女子バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする